F-L-H

Football Lover's Heart. コンサドーレ+時々冬スポーツ+まれに日記。背景画像は窓についた霜。

タグ:遠征記録

ファンタジー・オン・アイス、略してFaOI。なぜFOIではなくFaOIであるか。フレンズ・オン・アイスというショーが別個にあるからである。最初はこの略称がわからず「ふぁおいって何」って感じだった。でも2015年からテレビを通してその魅力にすっかり引き込まれ、現地に足を運ぶようにもなっていた。ちなみにチケットはお高い。お高くてもお高い以上の満足感を得られるから、このショーだけは現地1公演だけでも、と節約を重ねて飛行機に乗って出かけていた。

それが今年3年ぶりの開催となった。
ただでさえ遠征には節約が必要だったところ、コロナ禍の影響をまあまあ強く食らった業界にいる身としては、安からぬチケット安からぬ旅費を考えると軽やかに「行く!」とは言えず、かといって早々に諦める潔さもなく、とりあえずチケット争奪戦に参戦しその結果考えることにした。

そして申し込んだ幕張が清々しく外れ。
「ショーが私を呼んでいない!もういい!」と投げやりになったところ、「神戸と名古屋の申込みが始まりますよ~」というツイートを見かけ。予算的に西日本は視野になかった。が、実際どのくらい旅費に差異があるのだろう?調べた。
「幕張行くのとほとんど変わらない」「なんなら安上がりになりそう」「より遠いはずなのになぜ」
諦めるのをやめて再チャレンジ。
これで外れたら流石に潔く財布を守ろう。

果たして名古屋の土曜日に行けることになった。財布は泣き崩れた。モチベーション高い節約生活突入。だが節約も目標があると楽しいものだ。お高いアイスショーに足を運ぶのは別に裕福な階層ばかりではない。一夜の夢のために労働を重ねている私のようなのも少なからずいる(はずだ!)。

A席でエントリーしていたのに第二希望のB席に。入れるだけよい。発券されて席の位置を確認するとスタンドの最後列。後ろに人がいない。マジかよ。いや入れるだけでよい。ドームよりは近い。

去年のNHK杯のことがあるので「チケットがあるからといって一番見たい選手が見られるとは限らない」「見られるまでテンションは上げない」「開幕戦のスタメンに名を連ねるまで信じない」「試合始まるまで信じない」違う競技でも鍛え抜かれたマインド危機管理万全。やりすぎなような気がしないでもないが、会場で会った友人も似たようなことを言っていたので孤独じゃなかった。

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俺達の北の大地

そんな謎の危機管理マンでも一旦機上の人になると「北海道の大地きれい!空きれい!」と秒でテンションが上がる。

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中部国際空港。たくましいお豚様が出迎え

空港から会場へ向かうと、駅の小さなKIOSKが既に祭りの様相を呈していた。完売御礼の赤札が眩しい。売店前を記念撮影する人々。

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スポニチさんの写真集

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見たら欲しくなってしまいますよね

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初めて来ましたガイシホール

(ところで日本ガイシさんて何の会社…?と今頃素朴な疑問が湧き調べてみました。送電線のがいしって言葉を初めて知りました。がいしなのでガイシなんですね。思わぬ勉強になりました。しかも今頃)

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ここにも完売赤札

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地元テレビ局の中継車(と、右手に見切れる取材陣)

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この日までは掲示されていた最新のサイン。たしかに行列が出来ていました

名古屋は予想気温30℃になっていたので13℃の札幌から行ったら温度差にやられるのでは…と危惧していたけど、そこまで暑いこともなく、時折涼やかな風が通り抜ける初夏の心地よさ。

羽生友達がリセールで土曜日のチケットを獲得して、入場前に合流することに。この日は他にも数人の羽生友達と会ったけど、みんなコロナ禍以降初の再会。コロナの時代に入ってから、そもそも会える機会が少なくなり、また積極的に会おうという感じにもなっていなかった。今回は会食にこそ行っていないけど、会場で会ってお土産渡して世間話が出来るくらいまでは戻って来れた。

そういう感じの人はこの日たくさん集まっていて、私もきっとそうだったと思うけど、マスクで口元が見えなくてもみんな口角が上がっているだろうことが容易に推察された。
グッズ売店に並ぶ列、地元メディアは集まっている人達にインタビューを次々と敢行してる。力が入っているなあ。答える人達もまた皆嬉しそう。それがなんだかとても祭りの会場のようで、日常に祭りが帰ってきたんだな…ってすごく思った。でもスケーターの人達はこんな風景を見ることはないんだよな、ショーの前から始まる祝祭空間のようなこの感じを、透明人間になって味わえたらいいのになぁ、と突然思った。

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最後列からの眺め

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ご覧の通り天井が本当に真上でした

肝心のショーの方は、本当によかった。
あまりにも色々と思うことがありすぎて、1周回って「よかった」「感動した」「もうそれ以上ない」で終わらせてしまいたくなる勢いだ。

コロナ禍前は、オープニングのテーマ曲がFaOIの季節と夏の始まりを告げるようなものだった。今回、ウクライナからのスケーターを多数擁したアンサンブルの群舞とともに3年ぶりに聞いたOPナンバーと、次々に登場するスケーター達。それを見ていたらこの2年間のいろいろなことが思い起こされて鼻が何度もツーンとした。

OPのトリに登場するのは 羽生結弦ー!見れたー!2019年NHK杯以来だぞー!!ショーモードのゆづるさん大海原のマグロみたい元気だな!ピチピチ!活きが良い!飛び跳ねてる!輝いてる!うおおおおおおおお!

と、その時不意に氷の上の何かを拾って投げるような仕草をした。何だろう。OPが終わった途端に「整氷のためショーを一時中断します」。さっきのアレはそれだったのか?何また穴?穴なのか?穴に対する深い疑いのまなざし。
製氷中の暗闇に出てきたのは次に演じる予定だった佳生くん…じゃなくって結弦さん。リンク上を周回してファンに愛想を振りまく。予定外のひとときに想定外のジャケットプレイ。
「!!!!!」
よくみんな大人しくしていられたと思う。

ショーに起きたトラブルを、自分が登場することでファンの側に「むしろボーナスタイム」「大当たり」に変えてしまう。隣の席のお嬢さんと「これはラッキーですね」と小声で語り合う。穴のおかげで余分にユヅルを見ることが出来、疑念から一転の感謝を捧ぐ。でも北京の穴は絶対許さない。

整氷が無事終わりショーは元の通りの進行へ。
コロナ禍の間、氷上演出はプロジェクションマッピングが席巻していたけど、FaOIではこれまでの路線をほとんど変えることがなく、決してスケーター以上に雄弁にならない照明で彼等の演技を際立たせていた。ショー製作側の矜持と理念をそんなところにも感じた。

出演するスケーターは年齢もキャリアもバラバラだけど、それぞれが3分弱の時間に「その時の自分が紡ぐことのできる、紡ぎたい物語」を表現していく。連続するショートムービーを見るような思い。競技であり、また芸術であるフィギュアスケートの特性を遺憾なく発揮する。

自分の物語をまさにこれから構築していくだろう、佳生くん、松生さん、河辺さん。若くからこのショーに参加し、自分の表現を確立しつつあるデニス。プロスケーターとして歩み始めた刑事くん。可愛らしさのプロまいちゃん。すでにプロとして個性を確立しているバルデ、ジョニー、ジェフ、ハビ、そして大御所中の大御所ステファン。日本のレジェンド荒川さん。生粋のエンターテイナー織田くん。競技者としても世界トップのパパシゼ、坂本さん。彼等の紡ぐ物語の合間を縫うようにアクロバット、エアリアルが彼等の物語を語る。ゲストミュージシャンの確かな実力がそれぞれの演目を一層際立たせる。スタッフ、演者、彼等の誰一人なしにこのショーの面白さは成り立たない。

ショーラストのReal Face、あれは一体なんといったらいいのだろう。
最後列にいるのに風圧を感じた気がした。スガシカオってこんな骨っぽいボーカルだったんだ。がなり立てるようにシャウトしてる。それに応えるかそれ以上やるわと言わんばかりの羽生のアクション。振り付けというよりはもうアクションだった。音楽とスケートのふたりのセッションであり格闘。ショーでありながら試合と変わらない熱を帯びる。生命力の塊。

個人的に羽生をすごいと思うのは、彼のこうした「出し惜しみのなさ」。来てくれたお客さんに対して今できることを全部やる、そういう全力さ。どんなに遠くから見てもちゃんと伝わるように、でもどんなに近くから見ても決して粗が見えることもない。そんな相反する完成度。何度見ても何度でも圧倒されてしまう。

サッカーでいえば1点負けてるロスタイムに、同点逆転を信じて全力で走りまくるFWを見ているような、そんな胸の熱さを彼にはいつも覚えてしまうんだよな…

ショーが終わり席を立つ。近くにいた中学生かそれくらいの女の子はひとりで来ていて、ショーの間じゅうずっととても楽しそうに身を揺らしていた。誰のファン?と尋ねると恥ずかしそうに「羽生くん」って答えてくれた。自作のポストカードと白い恋人をお土産に渡した。知らない人からのお菓子ですが不審がらないでほしいと今頃親御さんに言いたい。
左隣のお嬢さんにもお世話になりました。レミエンプーさん撮らせていただいてありがとう。なんとうまく撮れてませんでした…


この2年間、自分達がそれまで生きる縁にしてきたものを「不要不急」にカテゴライズされる悔しさや憤り、先行きの不安、焦燥、私にあったものと同じそれを、このショーに関わる人達みんなも感じてきただろうと思う。
スポーツや芸術やエンターテイメントは、生きていくのに必要な衣食住インフラのそれとは違う。なくても生きていける。それは提供する側の人間達にも決してない感情ではない。
「必要じゃない、と言われたらまあ確かに」
「要らないっちゃ、要らない」

有事にエンターテイメントは絶望する。
平和でなければ存在出来ないと思い知る。
けれどもエンターテイメントは決して屈さない。屈していなかった。
荒川静香や織田信成の「3年前と変わらない」演技は、屈していなかった者達の鍛錬の証左だと思った。
そういう姿にもどれだけ見ている方が勇気づけられたか。
あれは生きるために必要な、祝祭空間でした。
本当にありがとうございます。


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規制退場の最初の方だったのでまあまあ楽に帰れました!!

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名古屋なのにクラシックを入手できて大喜び

ショーは終わった!あとは観光して帰るだけだ!

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徳川美術館に行ってきました

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刀剣をたくさん見てきました

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徳川園。日本庭園にテンションが上がる道民

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菖蒲と和傘のなんと美しいことか

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城だ!!

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名古屋城内のお茶屋さんにいたお猫様

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ゆづるさん金のしゃちほこですよ

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確かになぞの生き物

名古屋に来るのは14年ぶりで(前回は降格決定後の消化試合だった、という我ながら「なんでそのときに遠征」案件)とても久々の東海地方でしたが、来てみるとガイシホールは客席の傾斜もあってすごく見やすいアリーナだったので大変にお気に入りました。観光も城とか庭園とか道民に馴染みの薄いものがたくさんあるな!半日で回れるところなんてわずかばかりだ!というかここまで来たら伊勢神宮も行けるくらいだったのか!!と後で気づきました。

ありがとう名古屋楽しかった。ANAのスーパーバリューセールだったら往復2万で行けると知りました。試合関係なく使って遊びに来ようかな。そのために節約生活を、と話は振り出しに戻る。

2年ぶりの「飛行機に乗って試合を見に行く」経験。
新千歳空港へ向かう早朝の普通列車は、以前ならこの時間でもそれなりに人がいたような記憶があるけど、今は人がまばらだった。

空港に着けば大半のお店は営業を開始しておらず、2年前までの感覚と今とではいろんなことが変わっていたんだなと気づく。
それでも修学旅行に旅立つと思われる学生さんの姿があり(これは帰りの羽田も同様だった)、機内も自分の周囲に空席は見当たらず、自分も含めて「恐る恐るながら動き出す」ことを実感もした。

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富士山が見えてテンションが上がる

東京は暖かい。
飛行機で旅をするということは、季節を飛び越えるものだったな。
そんなことも忘れていたな。

何時に原宿の駅で待ち合わせよう、「こういう(連絡)のも久しぶりすぎて幸せ」とかそんなやり取りをした友と合流。

飛行機で旅をすることも、そうして試合を見に行くことも、現地で約束して友人に会うということも、コロナの前には当たり前のように出来ていたことをこうして特化して書きたくなるほどには、2年間でいろんなことが変わっていたんだと何度も実感する。

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雲ひとつない上天気の代々木。こちらはこれから紅葉が始まるんだな。

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この大会で羽生結弦の姿を拝めるのはここだけ(滂沱の涙)

コロナ禍の状況は今少し落ち着いてきているけど、深く影響を受けている仕事の方はまだそう簡単に回復しそうにはなくて、そんな中に安からぬ金額をかけての遠征には考えるところがあったんだけど、「投げたコインが表なら行く」とばかり申し込んだフリーの土曜日のチケットが当たって、文字通り浮き立つ思いで手配した旅は、先週暗転していた。

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五輪の前のNHK杯を負傷欠場。それを現地で見る。4年ぶり二度目なの我ながらウケる~って自嘲するガッツも本当はない。試合を見て帰ってきた今も、行ってよかったと疑いなく思っているけど、出るはずだった選手が見られなかった寂しさについても特に変化はない。サッカーで言えば「すごくいい試合だった、見られてよかった、行けてよかった、でも負けた」みたいな感覚に近いのかな。ルヴァン決勝かい。

羽生の欠場が決まってからは、チケットのトレードにたくさんの出品が続いてた。
最終的に結局どれくらいの数のファンが入れ替わったのか知らないけど(途中まで5千枚くらいは見てた)、その数のうちどのくらいが「好きな選手しか見たくない」のか「他の選手も見たいけど、一番見たい選手がいない場所に行くのがつらい」のかはわからない。私は少なくとも前者では全くないけど、後者の人たちの気持ちは痛いほどわかる。


試合会場ではカテゴリーを問わず、また国も問わずどの選手にも分け隔てなく応援の拍手が送られていた。
自分の前の前にいたお客さんは、複数の各国旗を用意して都度それを掲げていた。だから特定の贔屓を持たない、全員応援のガチな競技ファンの方なんだろうなって思った。でもその人が羽生結弦展のグッズだったアクセサリーを身にしていることに途中で気づいた。その人の矜持を見る思いがした。

また自分の席からはウォーミングアップエリアが近くて、暗幕のこちらがわを越えて出てくる選手や関係者の姿もよく見えた。
「あれオーサーかな」「オーサーだよね」
コーチの姿を確認するとそれが気になってしまう人達も少なからず周囲にいた。


チケットを手放す選択をしたファンが多くいる一方で、来る選択をしたファンも当然いる。
私が目の前の国旗を掲げたファンの人を最初そう思ったように、傍目では全員を応援に来たニュートラルなファンに見える、本当は一番応援したい選手がいた人達。
そんな人はこの大会の会場にいったいどれほどいたんだろう。

私ももちろんその一人ではあるけど、擬態の方向が違う人種なのでこうなる

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口さがない界隈に当たったら、あの人サッカーファンなのにフィギュア見に来てるのぐらい言われるんだろうかワー怖い

…今度は羽生ファンを地味アピール出来る何かしらを用意したいと思った


さて肝心の試合のほうは、ほぼ2年ぶりの生のフィギュアスケート、懐かしい匂い、空気、そして音。
現地で一番いいなと思うのは音響。
自分は俯瞰するのが好きだからだいたいいつも上のほうの席で、音源が目の高さにあって、音楽が選手に降り注ぐ感じに見える。

この日一番、その降り注ぐ音楽と調和している、溶け込んでいると感じたのはジュンファンだった。
あれを現地で見られたのは本当に幸運なことだと思った。
4Sで転倒したことを思い出させないほどには、プログラムの中の全てのエレメンツの配置が絶妙。
ジャンプにもステップにも、なにかひとつに偏ることなく、トータルとして美しい。
これまで通りのように見れていないにしても、クリケチームいい仕事するなぁって改めて思った。

見るのを楽しみにしていた三浦木原組は、地元の大会ということもあってか、また表彰台が視野にあることもあってか、今季これまでの大会よりは少し硬めな印象がなくもなかったけど、それでも世界トップランクのカップルと見比べたときに、難度や完成度の部分で及ばないところはありつつも、確実に「同じ土俵の上に立っている」とも感じた。

完璧な演技ではなかったけれど、会場に来ていたファンは彼等のここまでをよく知っているかのように、何ら迷うことなく「これは前回のワールドの分!」「これはオータムクラシックの分!」「これはスケカナの分!」とばかり猛然とスタオベを送っているように思えた。

アイスダンスは語るのが少し難しい。
正直なところを言えば、私は思った以上に村元高橋組に圧倒されていた。
一年でここまでの進化を見せること、「大ちゃんスケートうまいわ」という素人のような感想、またあれほど強烈な個性の高橋大輔を向こうに回して尚それより強い光を放つ村元哉中の強さと美しさ。他方、小松原組の描く世界観も磨かれていて、彼等が望む環境で練習を積めていれば更にもっとよいものを見られていたかもと思うと、勝負の世界という言葉で片付けるには…となってやっぱり難しい。です。

女子。12人→9人はさすがに寂しいかな。
カオリサカモトのFS、今季のプロはここまで個人的にしっくり来ないなあと思いながら見ていたものの、現地で見ると「ああ、これはかおちゃんにしか出来ないような」だった。3Aを入れなくても、4回転を入れなくても、出来ることを最大限磨き上げることで作り上げられる世界は決して脆弱ではなく、女性としての云々を超えて、人としての強(したたか)さを伝えるようで。ひとりだけ違うサイズのリンクで滑っているかのような、リンクが広い感じがしない。

男子は「ここに羽生くんがいればどんなに白熱した大会だったろう…」と思うも「そしたら草ちゃん見られなかったしなあ」とも思って大変に複雑な心境に陥る。草ちゃんのイオチサロの、NHK杯ロゴを中心に描いたイーグルの壮大さをどう伝えればよいか。

佳生くんは楽しみにしていた通りの演技だった。
上から見るとクワドを跳ぶ時に軸の細さというかブレなさ速さというかが目についた。全てにおいて速い。そして猛烈な求心力。サッカーで言えばカウンターから抜け出してゴール前一対一、「行ったれぇぇぇ!!」みたいなドライブ感。フィギュアスケートは正しくスポーツである、ということを思い起こさせる熱量。これから先が楽しみすぎるので怪我には気をつけていただきたく。

昌磨は今大会でこれまでと大きく違うんだなと認識を新たにさせられた。
ジャンプが全部終わった後のステップは、さながら「42.195km走ってきたあとに100mダッシュ」みたいに感じられて震え上がった。でも昌磨なら出来ると思ってこういうプログラムになっているんだろうな。愛ある鬼だなランビ。

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くれぐれも一番見たい選手はいなかったけど、やっぱり試合はいいな。
出る人関係なく、今度はリアルニュートラルなファンとして観戦したいなNHK杯。
それはいつになることだろう…と思ったら来年札幌って言うじゃないですかやだなー。

来年こそはチケットが取れますように、そして来年もちゃんと有観客でやれますようにと願う。有観客で声が出せるようになればもっといいなと強く願う。それでも場内にいると「!」「!!!」みたいな声にならない声もそれなりに感じられるもんだなって思った。しょうまが4Lo決まった時は後ろに居たファンの人達の「cvbんm,。」が聞こえてきたよ。

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羽生さんの試合をまた見ることができますように。
4Aに思う存分キャーキャー言える世界が来ますように。
猛烈に強く願う。


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帰ってきて呑むビールはとてもうまいものでした。ここまでが遠征よ。

真面目なやつ(ポエム)は先に書いたので遠征記録をダラダラと書き残す

夜の新千歳は遠征心をとてもくすぐる。
尤もこの夜はそんな優雅な状態ではなく、昼間の関東地方の大雨の影響で午後からダイヤが乱れまくった。遅延ならまだいい方で、LCC組は欠航の憂き目にあった(その中に飲み友達も含まれた)。函館まで移動して新幹線で、というルートを取り直した人も少なくなかったようだ。

準決勝は関東から飛んで来られず、決勝は北海道から飛んで行けず、勝ち負け以前に津軽海峡を越えられるかどうか、会場に辿り着けるかどうかの戦いが我々には常態的にあって、余分な負荷が常につきまとっているのである。威張って書いてるけど特に偉くはない。えらくはないけど褒めてほしい。

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私の乗った便は奇跡の定刻運行で予定通り羽田到着。
最終便で向かってくるはずだった友達らは深夜1時にようやく千歳を経った。試合前からハードすぎる。それでも「飛んでくれて有り難い」ってみんな言ってた。

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3時間くらい寝て(それ以上寝られなかった)埼スタへ向かう。年に二回もさいたまへ決戦気分で行く事になるとは思わなかった。半年前のたまアリは忘れじの4Lo。そして年に二度もさいたまで心を強く揺さぶられることになるとも、さすがに思わなかった。さいたま聖地?

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着いて早々知人サポに出会う。
昔から会うと頂いていた豆せんべい、決勝の地でも。我々は弱小クラブという過去から脱獄するのだ。今こそ寅吉なのだ。

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待機列が既にとんだことになってた(これで全体の一部)。そして暑い。10月の末でこんなに暑いなんて関東怖い。空の雲は秋っぽいのに。

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待機列の横をグッチーさんや廣岡さん、河合CRCが通り過ぎる度に「我等の仲間よ」とばかりに拍手が上がる。スタジアムDJもメディアも元選手もみんな同士。

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そして無事入場。埼スタ反対側!初めて来たよ!逆光!暑い!

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記念グッズが狩られきったさま

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応援が始まってから試合中はほぼ撮らないので画像はありません

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あれからもう数日経ったけど未だに感情は整理できてはいません。書いても書いても色んな考えが浮かんでくる。ただ応援したいなあ、サッカー見たいなあ、って思ってて、「また君に恋してる」と鼻歌で歌ってばかりです。今までよりも強く君に恋をしてしまったんだ。


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傷心でもミッションは果たす。
モノレール乗り場にあるのを聞いていたんだよ!
負けたって逞しいんだからね!

noteの元記事

今年のFaOIが仙台開催と発表があった途端「よっしゃ船で行くぞ」と意気揚々に就航予定を見ると、31日(金)の仙台行きは1月に就航したばかりのニューきたかみじゃあないですか!
これは絶対早割で女性専用エコノミーシングル確保しないと!!ということで予約開始日時にチケット参戦レベルで確保。予約後すぐに残り1席となっていたので、どうやらそもそも用意があまり多くないようです。
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で遠征当日、期待に満ち満ちて乗船する。
エコノミーシングルのお部屋はこんな感じに中が分かれています。個々に鍵つき。
カプセルホテルよりも広いと思う。
部屋の中にはテレビとテーブル、電源があるので引きこもってダラダラ出来ます。

ただ携帯が出発前からいきなり圏外になったwので、要船内Wi-Fi契約でした(24時間980円)。
速度は出ないけど通常圏外になる洋上でも繋がるので便利でした。
普段の船旅は携帯圏外になればそれでも別にいいや と圏外ライフを楽しみますが、今回は仙台初日の様子を知りたかったので。

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部屋内部

船旅は時間こそかかるけど旅情を誘いますよね…あと安いし。
ネット限定の早割を使うと(繁忙期以外は)半額で行けてしまうから、今回のこのお部屋で苫小牧仙台間が6,200円(一番安い席だと4千円台)。帰りの飛行機も早割で買ったので、チケット代よりもかろうじて交通費が高いという現象が起きました。S席だったら往復の交通費<チケット代だった。

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エントランス。左側に見えるのは売店。

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バイキング形式の朝ごはん(千円)

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海よ~ 俺の海よ~

19時に苫小牧を出て翌朝10時に仙台港到着。
そこから路線バスで仙台駅まで移動して先乗りしていたお友達らと合流。
隣の宮スタには11年前に仙台アウェイで行った事がありましたが、グランディの方はお初。

余談ですが「こんなところにワールドカップのスタジアム作るの…?」とスタジアムができる前に素朴に疑問に思いながら通り過ぎたこともあります。特に自慢にはなりません。

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右手奥に映っている仮設トイレは途方に暮れるレベルで人が並んでいた

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「柴犬?」と呼ばれていたマサル

会場の外にはスポンサーさんの各種売店が出ていて、アイスショーというよりフェス感満載の利府。爽やかなお天気と相まってとても楽しげでした。
場内はスタンドに程よい傾斜があって、会場そのもののサイズも手頃でA席でも大満足の視界。これはええで。もっとも会場に着く頃に突然の体調不良に見舞われて余裕がなかったのが心残り。。

去年はCWWへ行ったのでFaOIはお休み。ということで個人的に2年ぶりのFaOIでしたが、毎回チケット代払う前は「慣れたとはいえやはり高いな…」と思うんだけど、見終わったあとは「これのどこが高いのか」「むしろ倍額請求されても文句言えないし喜んで払う」となるから恐ろしい。現役選手もプロ選手もみんな夫々の色を確実に出していてそれを堪能させて頂けるお値段以上のアイスショー。

前半部分では、俺のさとこが今季のFSを初披露…!
ジャッジ反対側になる西側で見ていたのでアピールポイントは反対だろうな…この距離では表情までははっきりわからないし…と思っても…全身の動きが物語を物語る…!←日本語としてひどい
前半スケーターでランビ様とかプル様とか色々心奪われるんですけど、さとこシンドラーが私の前半大賞すぎて他の記憶が残っていない…!!

思えばTHE ICEイン真駒内のときに、Fire Dance初披露で「これはいいかも」と思ったとき以来の「事前情報なしの新プロ披露立ち会い」だった訳ですが、あのとき以上の衝撃…。今季はテレビで見て全力で号泣している自分が容易に想像できます。
そんなのは私だけかと思ったら、会う人会う人「さとこシンドラーやばい」だったのでよかったです。

記憶の断片をほじくり返すと、メドちゃんの北米感あふれるEXプロはテレビで見ている分には個人的にそれほど反応出来なかったのだけど、現地で見ると「メドちゃん自由にやってるなあ」って思えて印象が真逆になりました。旅に出るときにツルポリちゃんの引退が明らかになって、コンペスケーターとして現役を続ける事自体が簡単ではない業界、特にロシアで「あたしはあたしで自由にやる」と感じさせる選手がいるのは、なんというか見ている側として(というか「できる限り長く現役を見たい」と思う応援目線として)ありがたいことだなあと思います。リーザ然り。

そして後半はなんか秒で終わった。
フラメンコオンアイスやばくない?これだけでチケット代安すぎじゃない?
ナハロさん素敵すぎてやばい?ナハロさんに比べるとハビ見習い感があるけど、ここからブラッシュアップして地元凱旋するんだろうなと思うとそれちょっと日本でも放送してってなります。

カペラノ月の光やばくない?月光じゃない?何あれ?
織田くんなんで年々グレードアップしてるの?末延さんの攻撃的なバイオリン超かっこいい。
紀平さんは現在の女子世界トップの一人だと痛感させられる切れ味。あーやっぱきひらさん上手いわ早いわ~って純粋に感心させられた。彼女の演技は美しい数式系、コンマ単位を精密に合わせているようなイメージがある。というか浜田組におしなべてそういう印象を受けます。さとこは「きちんとしている」で、きひらさんは「精密」。

そして幕張から話題だったtoshlさんの歌。
2日目はコールアンドレスポンスで本当に場内を存分に盛り上げてくださり、アイスショーとは思えないノリになって、羽生くん荒川さんの地元凱旋に相応しいものになったのではないでしょうか(このせいもあってか、FaOIというよりもむしろCWWに雰囲気が近いショーになった気がしている)。そしてそれよりもなによりも 歌 が う ま い うまいよ…ランビI LOVE YOUやばいよ…でしたが、一番やばいのはtoshl×羽生だったという結論。

この日は白のクリスタルメモリーズでした。
幕張の映像はテレビで見たけど、それよりも演技全体に少し重厚感が増していたような。所作のひとつひとつにタメがある、とでもいいましょうか。
といっても滑り出した途端、衣装がきらきらと輝いて、「これは…文字通りクリスタル…君の演技が見ている私達のクリスタルなメモリーズになるんだ…」という残念な口説き文句みたいな言葉がいきなり脳内に溢れて若干途方に暮れる。

それでいて演技終盤で突然鼻がツンと来る。
Don't think,feelとはこのことを言うのでしょうか、考える前に自分の感覚の何かが感じてしまったようで鼻と涙腺を直撃。
演技を見ながら嗚咽を漏らすわけにはいかなかったので堪えましたが。
そこから冷静になって思うのは、多分自分が最初に羽生くんの演技を生で見た、2012MOIの「花になれ」、あの時と同じ感覚を呼び起こされたからなのかなと。

演技と音楽、歌詞と歌唱と選手の演技、耳で聞いているものと目から入ってくるものがきれいに融合して、ただただ美しいものを見た気持ち、考えるより先に感じさせる、「音楽の権化」としての羽生を改めて見た思いがしたから、なのかもしれません。

美しい音楽を伴った光の軌跡が、緩やかに優しく柔らかく目の前を幾度も通り過ぎていく。でも決して弱々しいものではなくて、いのちの強さに溢れている。
彼を希望の光だとする地元の方の発言を見かけたけど、心象として光のような存在が、光そのものとなっているような演技。
あのとき私(達)は、文字通り「光」をそこで見たような気がするのです。
その日の夕空が綺麗で、七北田川が夕映えでオレンジ色になっているのを見て「綺麗だー」と言いながら帰ってきたけど、あの空を見ているときの「綺麗だ」と同じ類の、言葉を必要としない感情が羽生くんの演技を見たときにはよく感じます。

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突然の刺盛り

言葉にならないからといって言葉にしないと残らないんだよ!文字にするんだよ!とスポ根マインドでポエムを書きましたが、ここからは酒です。試合…じゃないショーのあとの宴。「EDがボートレース」「Toshlの歌がやばい」「Toshl落ちある」「しかしランビはいつも素晴らしい」「向上しつづける織田信成」「クリスタルメーモリー(斉唱)」「Toshlの歌が」「昨日のマスカレイドが」「酒うまい」「刺身うまい」「クリスタルメーモリー(Rep)」
知能レベルは利府にすべて埋めてきました。


明けて日曜日は帰るだけ日程。
利府からだとどうやっても最終便には間に合わないな、ということで潔く1公演のみ。悔いはない。
ホテルを出るときにFaOIテーシャツを来たご家族?にお会いしたので「お互いよい観光を」みたいに言葉を交わして別れる。

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そしてまあ行くよね

ここでも並んでいる人達と撮影補助などしあって世間話。
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並んで記念撮影をしたい方々の長蛇の列
ショーの時間の前に、と考えた方々が大挙していらっしゃった時間帯だったかと思います。

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ずんだはわかるがゆずティーは狙ってますよね

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国際センター駅は光に溢れた素敵な駅でした。今度ゆっくりお茶しに行こう。

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追い乗車券購入。

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仙台駅前にも何気なく存在する

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からの、藤崎さん。
日曜のみ参戦で朝から仙台入りしたお友達と合流して撮影に並び、グッズ売り場にも並び。
そのときに後ろに並んでいたお嬢さん達に声をかけられ、彼女たちが撮った写真をいただいた。
アメリカと中国からそれぞれ来たというお嬢さん達ありがとう。

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そして瞬く間に北海道。田んぼじゃなくって畑の大地へ帰ってきたぞ。

今回も親交を深めたり、また新しい出会いがあったりの楽しい旅でした。
遠征できる立場だとどうしても遠征民同士での交流が多くなりますが、実際にはいろんな立場のファンの方が多くいるんだよな、海外から熱心に来る方もいれば、地元開催以外は無理という方もいる。そしてどれが正解ということもない。ファン生活の様々な有り様を夫々尊重出来たらいいよなあ、などと考えたりします。私も私なりのファン生活をだらだらと楽しもう。

現地でお会い出来た皆様、お話した皆様、またここを読んでくださっている皆様、今回もありがとうございました!しばらく遠征の予定はないですが(ありがたい地元開催続き)また次回!!

今年の仙台アウェイが4月28日と週末のデーゲームと発表になりこれは行くしか!って諸々手配したのが今年1月の末。

もし連覇したらパレードが運良く被ったりするかも…と夢見ていましたが、その幸運は磐田サポが該当。
札幌サポは1週間ディレイで仙台を訪れる事となりました。

思えば1月の末で、選手の怪我の状況も分からず「連覇したらパレード」とか思いながら行動しているあたり、心配している割に面の皮が厚いなと今にして思いました。

ともあれ。
「金曜日の夕方の空路で仙台に向かう」シチュエーションは10週間前の平昌のときと同じ。
SPの映像などを見ながら謎テンションを上げていましたが、4月にもなると日が長くなっていて季節の移り変わりを感じました。

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そして仙台空港のいつもの展示にお出迎え頂き。

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10週間前の土曜の昼間はここがPVの人で溢れていたんだよなあと感慨深く思いながら。

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着いて呑む

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土曜日、試合に行く前にこちらへ。
本筋の試合の開場時間の都合もあったので、10時の開場に合わせて行ってみたのですが、東京大阪の読売の展示会の喧騒と比べると拍子抜けするほど人が少ない(もちろん展示告知から3日目の朝でそれでも即座に訪れる人達がいるともいう)。ただこれがパレードと同時開催だったら地獄の沙汰だったろうな、とも思いました 笑
6月末の羽生結弦展イン仙台とギリギリ最後が被るから、それに合わせて行く人も多いでしょうね。

写真展会場の窓からリンクで滑っている人達が大勢見える。リンクと写真展の同居具合のバランスが何とも言えず「大切に、しかし程よく放置されている」感があって、なんだかとてもほっとしました。

一枚一枚じっくり見る事が出来ましたが、最初の感想は「会場ごとお持ち帰りしたい」でした。
大きなパネルサイズの写真、ライティングも意識してか映り込みもないから本当に綺麗。
一番欲しい羽生グッズはこの写真パネルかもしれん、名画を部屋に飾る気持ちで買うのにな…と真剣に思いました。この写真、このサイズで欲しい…と思うものがたくさん…。

美しいけれど同時に闘いの軌跡でもありました。
引退してからでいいので、美術館で展示会していただけるとうれしいです。高倉健展のようなやつ…

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観覧料を払ってアイリンの中も見学。リンクのひんやりとしたいい匂い。
今度はここで滑ってみたいものだ。
しかしいきなり滑って怪我するのもアレなので、まずは地元で滑ってみるか。
小学生以来、果たしてどうなるか。

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で、本筋。アイリンから徒歩15分くらいでユアスタ到着。慣れれば近い。
次はたぶんグーグルマップ先生なしで歩けるだろう。

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震災の募金を、せっかくここに来ているのだからと協力しようとよく見ると

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こんな張り紙が目立たなく存在することに気づきました。
目立たないけどそこにある という。ここにも「仰々しく扱わないけどでも大事」感。

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試合は土壇場で引き分けに持ち込まれて終わり。
勝って帰りたかったですがやむなし。

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仙台で串鳥

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泊まりは福島だったので記念にこんな一枚も

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翌日はこちらへ。
当初はこちらの写真展のみの予定でしたが、アイリン写真展も加わって結果豪勢な旅のオプションとなりました。
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こちらは人のいないタイミングを見計らって撮るのがなかなか難しいぐらいの出入り。
地元の方々が多いのでしょう、先週のパレードの時は…という声が幾つか聞こえてきてました。
記念撮影している人も多かったな。みなさんうれしげです。

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アーケード街の横幕もパレード時のまま

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2ヶ月先の展示会の告知が私を誘う(行けない)

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パレードから168時間後の通り
心眼ではにゅうくんの姿を見ました(見えない)
この日も同じようなお天気で、街角の爽やかな東北らしい緑色。

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仙台駅の観光案内にも金メダルがついていました。

地元はいいですね。
メディアで大量に報道されているのとは裏腹に、もちろん色々なお祝いの言葉が上記の通りありましたけど、浮ついた感じがしなくって。選手が街を大切にしているように、街も選手を大切にしているような、そんな感じがしました。ファンとしても程よくとても居心地がいいです。アウェイサポとしてはどんなもてなしよりも勝ち点をくれる街が好きですけどなんて言ってはいけません。

また行くぞ仙台。来年もどうか週末の行きやすい時間帯でよろしく…(その前にお互い残留で…)

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